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 「まるでゴムの家にいるかのようだった」。3月11日に体験した巨大地震の恐怖を表現した言葉だ。例えが独特だったため、いまでも覚えている。語ったのは、サッカー日本代表のザッケローニ監督である
▼都内の自宅マンションは家具が倒れ、表に飛び出すと「道路が動いていた」。母国イタリアは欧州の中では地震が多い国だが、これほどの揺れは初めてだったのだろう。「地震がどんなものかを知ることになってしまった」。家族と離れて暮らす異国で受けた衝撃の大きさがうかがえる
▼直後に一時、緊急帰国した。しかし、ほどなく再来日。再開されたJリーグで、真っ先に駆け付けたのは仙台戦である。「サッカーは国の力になれる」を合言葉に復興支援を呼び掛けてきた
▼就任から約9カ月、考え方も日本流になりつつあるようだ。「日本の監督をやるからには日本に住むと決めた。サッカーだけではなく、日本の文化を深く知りたい」。サッカー誌のインタビューで答えていた。歴史的大災害の経験も無駄にはなるまい
▼そのザック監督が1日、新潟市のビッグスワンに立ち、ペルーとの国際Aマッチに臨んだ。9月に始まるワールドカップ予選に向け、監督が「1秒たりとも無駄にできない」とする前哨戦の皮切りだ
▼海外組が増え、前日に合流した選手もいた。勝ちは逃したが、就任後の不敗神話は途切れない。「絶対に負けない」と走り続け、終盤のピンチをしのいだチームと、これを支えたスタジアムの熱気は、被災地で闘う人たちにエールとして届いたはずだ。
新潟日報2011年6月5日
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2011.06.05 Sun l メディアリテラシー l top
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