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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110605_01.htm

河北春秋 体長5センチほどの稚魚が北の海への長旅を経て、1メートル近くになって帰って来るサケ。岩手、宮城など東北の太平洋側各県は、北海道と並ぶサケの古里だ▼どうして生まれた川に戻れるのか。水の匂いを覚えているとか、地磁気を敏感に感じ取るなどの諸説がある。寄る辺ない大海原を古里目指して数千キロも泳ぎ続けるサケのたくましさに驚かされる

 ▼4~5年後、東北に戻るサケが大幅に減りそうだという。稚魚放流が始まったばかりの3月に大震災が発生。作業が進まなかったのに加えて、放流済みの稚魚も川にとどまっている間に津波に襲われた可能性が高い▼地元の子どもたちも放流を支えてきた。気仙沼市の津谷小では、震災2日前の3月9日に、3年生が近くの津谷川に2000匹を放した。川をさかのぼってきた津波が稚魚たちを散り散りにしたかもしれない

 ▼採卵・ふ化、放流を経て成魚が帰って来るのを待つというサケ漁の歴史は長い。だが、津波は大半のふ化場にも壊滅的な打撃を与えた。施設が破壊された上、稚魚5億匹以上が被害を受けたとの見方もある▼津波で様相が一変した川も多い。サケは戸惑わずに帰って来てくれるだろうか。母なる流れに抱かれれば、誰しも安らかな気持ちになる。古里の川が早く元の姿を取り戻せるように祈りたい。

2011年06月05日日曜日
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2011.06.05 Sun l 未分類 l top
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