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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20110603ax

北斗星(6月3日付)
 「政治家は権力を追求する動物である」といわれるが、これほどとは思わなかった。東日本大震災で多くの命や財産が失われ、いまだに約10万人が避難所での生活を余儀なくされている中での権力闘争である

▼内閣不信任決議案は否決されたが、なぜこのタイミングで不信任案提出なのかよく分からない。政権党内で首相退陣を叫ぶ議員が多くいることも理解に苦しむ。被災地の復興や福島原発の事故対策は、待ったなしの状況なのに

▼本来ならば超党派で取り組むのが当然である国難を尻目に、永田町の政争劇は続いてきた。「無理が通れば道理引っ込む」ということか。冗談ではない。「こんな非常時に政治家は何をやっているのか」という被災地の憤りはもっともである

▼確かに、菅直人首相にも問題はある。原発事故の不手際が重なったり、官僚機構を十分活用できず復旧が遅れがちになったり—。だが、誰を首相にし、どんな体制にしたら物事は進むのか。展望なき抗争は、国民不在と言われても仕方ない

▼被災地では多くの住民が日々を生き、古里を再建させるため気力を振り絞りながら困難に立ち向かっている。政治というのは、そんな人たちに一日も早く希望と安心を与えることが一番の仕事ではないのか

▼期限付きでの続投が決まった菅首相には最後の仕事がある。「着眼大局、着手小局」。日本再生という大局を見失わずに、できることから着実に実行することだ。そうでなければ政治は信頼を取り戻せない。

(2011/06/03 09:38 更新)
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2011.06.03 Fri l メディアリテラシー l top
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