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正平調
2011/06/02
朝、傘と薄手の上着を持って出る。見上げると曇り空。昼間は気温が上がることもあるが、夜はまだ寒い◆今年の梅雨は長くなりそうだ。例年でも7月の終わり、夏休みが始まるころまで雨の季節が続く。雨は嫌いではないのだが、毎日曇天を眺めて過ごすのは気が重い。春と夏の間に梅雨が居座って、これでは四季ならぬ五季ではないか、とこぼしたくなる◆「全国一般風ノ向キハ定リナシ 天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チ」。1884(明治17)年6月1日に発表された日本最初の天気予報である。今の地方ごとのものと違い、全国でただ一つの列島予報だ。短い文章に、梅雨の予報の難しさが詰まる◆明治の予報文を読みながら、まるで今の政治状況を表しているような錯覚に陥る。政府の被災地に向けたメッセージを読み取るのは難しく、政局は安定しない。ただし、しばらく青空が拝めないことははっきりしている◆昨日、国会では党首討論が繰り広げられた。突き詰めると「やめろ」「やめない」の応酬が続いたテレビの中継を、被災地の人たちはどんな思いで見つめただろうか。そして、野党3党は内閣不信任決議案を出した◆風向きが定まらず、天気はくるくる変わる。雨への警戒を怠りなく‐。変わりやすい空模様には傘と上着で備えるとして、安定しない政局にはどう備えようか。国会の攻防はきょうも続く。曇天のように国民の気持ちを重くしながら。

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