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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110602_01.htm

河北春秋 一日も早く帰りたい。故郷を追われ、避難生活を続ける福島第1原発周辺住民の願いだ。淡い夢を踏みにじるように、東京電力が「年内の収束は不可能」という見方を強めている▼1~3号機でメルトダウン(炉心溶融)が起き、原子炉圧力容器が破損して作業が遅れている。ゴールテープを見せつけてから、それを急に遠くに押しやるようなむごい仕打ちである

 ▼収束に向けたスケジュールを示した工程表。清水正孝社長は「一刻も早く収束させたい」と誓った。不可能だとすると、あれは単なる願望か、それともその場しのぎの言い逃れだったか▼住民が東電に求めているのは速度と確度。事故前、「安全神話」を流布するのに見せた手早さと確信に満ちた態度はどこへいったのか。べた遅れとあやふやな情報が周囲を振り回す

 ▼事故後の一連の東電の対応から、私たちは次のことを学ぶ。食言は次の食言を準備する。最初の工程表のスケジュールが守れないのなら、次の工程表も。「想定外の事態」という理屈がまたついて回る▼永田町ではきのう自民など野党3党が菅内閣の不信任決議案を提出した。東電に突き付けられた不信任のレッテルは、役員が総辞職しても会社を解散しても払拭(ふっしょく)できまい。工程表に終止符を打つことができるのは唯一、誠の言葉だけだ。

2011年06月02日木曜日
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