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http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4127&mode=0&classId=2&blockId=9851291&newsMode=article

あぶくま抄(6月2日) 
 東京電力福島第一原発事故は、なぜ防げなかったのか。対応に見落としや誤りはなかったか-。国の第三者機関「調査・検証委員会」が近く動きだす。委員長を務める畑村洋太郎東大名誉教授は「失敗学」の第一人者として知られる。

 数多くの事故や災害を調べ、原因や背景を探ってきた。失敗は担当者の無知や不注意だけではなく、組織運営の形式化や行政・政治の怠慢などが絡み合って起きると説く。個人の責任にしたがる風潮からの転換を訴えるとともに、同じ愚を繰り返さないための改善策も示してきた。

 平成14年に発覚した福島第一原発などのトラブル隠しにも目を向けていた。〈世の中に、「絶対に安全」なものなど決してない。それを標榜〔ひょうぼう〕している唯一の産業が原子力発電〉。危険とは思えない事態までも隠した真の原因は〈「ウソ」の上に進められてきた原子力の取り扱い〉と断じた(小学館刊「『失敗学』事件簿」)。

 問題は、犯人探しと人事処分で幕が引かれた。危険性を直視した取り組みは論議が広がらなかった。〈このままでは、原発事故の失敗が生かされることはないだろう〉。警鐘は届かなかったのか。委員会の報告を世界が待つ。

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2011.06.02 Thu l メディアリテラシー l top
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