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http://www.at-s.com/news/detail/100032718.html

5月31日(火)(5/31 07:21)

 ピーター・F・ドラッカーの名前はサラリーマンなら一度は聞いたことがあるだろう。そのドラッカーへの関心がこのところ、急速に高まったのは、もちろん200万部を超える大ベストセラーとなり、間もなく映画公開される「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)の影響に違いない

▼略して「もしドラ」。勘違いから経営学者ドラッカーの著書「マネジメント」を買った弱小高校野球部の女子高生が一念発起し、この本を指南書に部活動を活発にし、甲子園を目指す物語だ

▼著者の岩崎夏海さんは、高校の部活動を舞台にしたのは、「部の運営や人間関係に悩む子どもが多いのなら、組織運営の指針を分かりやすく紹介すれば受け入れやすい」と考えたからと、県内での講演会で語っている。岩崎さんの戦略はズバリ当たったということだろう

▼ドラッカーは、リーダーの在り方も実に分かりやすく説明している。「ドラッカーの遺言」(講談社)にこうある。有能な経営者は、業務における決定が業務遂行までの期日を設け、その期日内に成し遂げ得る責任者の名前を決めるまでは、真の意味での決定とは言えないことを知っている、と

▼福島第1原発事故をめぐる関係機関の対応を見ていると、ドラッカーの言う有能な経営者はどこに、と考えてしまう。東京電力、官邸、経産省、文科省、原子力安全・保安院、原子力安全委員会…。どこでも言質を取られまいと責任回避にきゅうきゅうとする「責任ある」人たちの姿勢がちらつく

▼年内の事故収束は絶望的との声も聞く。本当のことを言う真の責任者は誰なのか。避難者の思いだろう。



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2011.05.31 Tue l メディアリテラシー l top
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