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http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/2011fudokei/m05/fudo110530.htm

風 土 計

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2011.5.30

 「首相のどこが駄目なのですか」と聞かれると、間髪入れず「全部だ」と切り捨てた。発言の主は西岡武夫参院議長。菅直人首相に「即刻辞任を」と求めた

▼「同僚議員が行動を起こすきっかけになれば」とやむにやまれぬ思いから発言したとされる。発言の是非はさておき、立法府をつかさどる議長が行政の長たる首相に辞任を迫るあたりに、今の政治の異常さが表れている

▼これでは、憲法にうたう三権分立を子どもたちにどう教えたらいいのかと考えさせられる。大震災前から吹き荒れていた「菅降ろし」は震災復旧・復興や福島第1原発事故をめぐる対応のまずさから、収まる気配はない

▼菅首相は1月の外交演説で、幕末の志士吉田松陰を引き合いに「松陰は時局に臨んで何もしない為政者を厳しく指弾した志士でありました」と述べ、「今の時代に生きる政治家として成すべきことを成していく」と、自信ありげだった

▼松陰には「国家を治むるの要、民心を得るに在り」との言葉もある。川口雅昭編の「吉田松陰一日一言」(致知出版社)によると、「国家を治める際の要点は国民の考えや気持ちを得ることにある」という

▼首相は郷土の先人の言葉をどう聞くのだろう。避難所で「なぜ通り過ぎるのか」と詰め寄られるようでは、松陰の教えを理解しているとは言い難い。

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