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北斗星(5月30日付)
 幸せというと、どんな情景が思い浮かぶだろう—。誰の人生にも、少なからず山があり谷がある。「毎日が幸せ」と迷わず笑顔で答えられる人は、そうはいないはずだ

▼その問いに対し主人公の女性が「私は、のび太君とドラえもんを思い出す」と答える。作家よしもとばななさんの短編小説「デッドエンドの思い出」(文春文庫)の一場面。女性が頭に浮かべたのは、寝転んだりしながら楽しそうに漫画を読みふける2人の姿だ

▼何を幸せと感じるのかは、まさに人それぞれ。一つの基準で幸か不幸かを判断するのは難しい。経済協力開発機構(OECD)は先日、加盟34カ国の国民の幸福度を比較した「より良い暮らし指標」を発表した。指標は11に及ぶ

▼その内容が興味深かった。日本は「安全」「教育」が比較的高いものの、「生活満足度」は加盟国中で最低の水準。「自分の生活に満足している」と答えた人の割合が40%だったのだ。平均の59%とはかなりの開きがある

▼国内総生産(GDP)で中国に抜かれたとはいえ日本は依然、世界第3位の経済大国だ。にもかかわらず、この満足度の低さ。このまま経済最優先で突っ走ったとして、幸せと感じる人は増えるだろうか。到底そうは思えない

▼家族や友達と過ごす時間、人と人との絆がいかに大切か。東日本大震災をきっかけに、あらためて胸に刻んだ人も多いはず。社会の価値観は大きく変わりつつある。「3・11」は、人々の幸福感にも変化をもたらしそうだ。

(2011/05/30 09:43 更新)
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2011.05.30 Mon l メディアリテラシー l top
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