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北斗星(5月29日付)
 「習慣は第二の天性なり」。古代ローマの政治家で哲学者でもあったキケロの言葉だ。「身に付いた習慣は、生まれつきの性質に劣らないほど人の生活に影響するものだ」という意味である

▼確かに、習慣は人間の行動や考えをいろいろ変えていく。最初は窮屈で抵抗感のあったシートベルトだが、いつの間にか車に乗れば無意識に着用するようになった。割り箸でなく、プラスチックの箸で麺類を食べるのも当たり前と思うようになった

▼最近では、節電で明るさを落としたコンビニも量販店も気にならない。逆に、明る過ぎる店に入るともったいなく思えてくる。そんな周囲の変化に影響されて、自宅でも小まめに節電を心掛けるようになった。こんな習慣なら大いに結構だ

▼ただし、習慣が「悪習」になってはいけない。以前は地震が起きると、直ちに居間と玄関のドアを開けることが習慣化していた。だが、最近は相次ぐ余震で地震慣れし、少しの揺れでは体が機敏に反応しなくなった。生活習慣病への対応も含め、自戒すべきことは多い

▼人間は環境の生き物といわれるだけに、習慣も環境によって形づくられる。孟子の母親が孟子に礼儀作法が身に付く場所を求めて3度も住居を変えたという「孟母三遷」の故事が示すように、いい形で習慣とするにはやはり意志が肝心だ

▼しかし、環境を整えようにも個々人の努力ではどうにもならないこともある。放射線量を毎日チェックするのが習慣化するような社会では困る。

(2011/05/29 10:23 更新)
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2011.05.29 Sun l メディアリテラシー l top
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