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 大手旅行会社から、公募で山形県の第三セクター鉄道の社長に転身した野村浩志さんの講演を聴いた。「小学生の時はいじめられっ子だった」とは信じられない熱血ぶりに引き込まれた
▼野村さんが率いるのは山形鉄道「フラワー長井線」だ。黒字化を目指して繰り出すアイデアは多彩である。特別列車や記念品販売などに共通するのは、営業で培った、金を掛けずに客の心をつかむ知恵だ
▼社員の心もつかんだ。運転士がマイクを握り、方言で沿線のガイドをする。「なまってでなに言ってだがわがんねがもしんにぇげんど、よろしぐお願いします」。こんな具合に始まる車内放送は旅行者に大受けだ。地元挙げての応援態勢も整ってきた
▼本県では、2014年度に予定される北陸新幹線開業に伴い、JRから引き継いで信越、北陸両線の一部を運営する三セク会社が昨年発足した。厳しい経営が予想されるが、ここはお隣の奮闘を手本に、地域全体で盛り上げる機運を広げたい
▼野村さんは旅行会社時代に新潟市の営業所に5年間勤務した。前任地での大失敗で「雪国に飛ばされた」と意気消沈し、渋々の着任だったのだが、逆に厚い人情と豊かな風土に励まされ、実力を伸ばせたと振り返っている
▼県外の人が異口同音に語る本県の魅力にもっと自信を持とう。バーベキュー好きの野村さんは、地域振興の原点を「火」にたとえ、みんなで楽しくやれば広がると訴える。鉄道会社という「火」がともったのだ。足りないものは愛情と工夫で補い、「応援うちわ」で風を送りたい。
新潟日報2011年5月28日
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2011.05.29 Sun l メディアリテラシー l top
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