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http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0004111824.shtml

正平調
2011/05/28
1948(昭和23)年、連合国軍総司令部(GHQ)の指令で夏の間、時計を1時間進める夏時刻法が制定された。今、節電対策で脚光を浴びる夏時間の導入だ◆当時は「サンマータイム」と呼ばれ、5月2日から始まった。早起きは三文の徳、などと盛んに宣伝されたが、国民は「初ガツオの前にサンマとはこれいかに」と揶揄(やゆ)した。夏時間は4年で廃止となる。時間まで占領されたくないという反発があったのかもしれない◆先日、GHQの指示が争点の一つとなった裁判の判決が神戸地裁で言い渡された。共産党員、あるいは共産党の支持者という理由で職場を追われたレッドパージをめぐり、原告3人が国家賠償を求めた◆アメリカでは被害者の名誉回復の動きが広がるが、なぜか日本では占領下でもないのに、裁判所も国会も沈黙している。地裁の判決も「レッドパージはGHQの指示で超憲法的」とこれまでの判断を繰り返し、被害救済に触れなかった◆判決後、90歳を超す原告は「憲法は休眠中だ。生き抜いて闘う」と声を上げた。「アカ」という烙印(らくいん)を押され、仕事に就けず結婚できず、同窓会にも顔を出せない。そんな状況を、60年以上経た今も救えないのならまさに憲法は休眠状態である◆判決は原告の補償について「政治的判断を待って解決されるべき事柄」と書く。ややずるい感じもするが、裁判所も国会も眠ったままなら、たたき起こすしかない。

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2011.05.29 Sun l メディアリテラシー l top
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