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 長岡市の夜空に毎年8月1日、白菊の花が咲く。午後10時半。66年前、長岡空襲が始まった時刻に合わせて、白一色の尺玉花火が打ち上げられる。戦争で亡くなった人々の鎮魂と平和を祈る催しに、白菊の大輪が加わったのは2004年のことだ
▼今年はその夜、宮城県石巻市の空にも白一色のスターマインと、復興を願う小型のフェニックス花火が舞う。長岡まつり協議会が花火の協賛者に呼び掛けて、資金をひねり出す。地元の花火との競演となる石巻市民の川開き祭りが、今から楽しみだ
▼先日の本紙「窓」欄に、長岡市の須藤光さんの投書が載った。「慰霊と復興祈願を託した長岡花火は、必ずや多くの被災者の胸に再生の火をともしてくれるはずだ」。同感である
▼心を届ける。そう考えるといつも頭に浮かぶ歌がある。財津和夫さんが作詞・作曲した「切手のないおくりもの」だ。中学生のころ、音楽の授業で教科書にないその曲に出合った
▼「私からあなたへ」で始まり、「淋しい時に歌ってほしい 遠い空からこの歌を」で終わる短い歌詞に、人への愛情といたわりが込められていると感じた。同時に、そんな心の人間に育つようにと教えてくれた先生の思いも伝わった
▼財津さんは長岡花火大会の3日後の8月6日に、新潟市で開催される日本海夕日コンサートに出演する。夕日コーラスキッズと一緒に、心を込めてステージで「切手のないおくりもの」を歌う。夜空に咲く白菊の思いとみんなの歌声が、被災地の皆さんの心に届いてほしい。遠い空から、そう願う。
新潟日報2011年5月26日
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2011.05.26 Thu l メディアリテラシー l top
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