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あぶくま抄(5月26日) 
 「これまでにないほど、きれいに咲いたんだけれど…」。白河市民のシンボル・小峰城公園の駐車場でツツジを手入れしている男性が元気のない声を出した。見に来る人がいないからだ。東日本大震災で崩壊した石垣は無残な姿をさらす。
 週に何回か散歩に訪れ、ベンチでくつろぐ女性は、震災以降は、石垣を背にして座っている自分に気が付いた。「崩れた石垣を見ると悲しくなるんですよ」。いつもの年なら公園内のバラ園もそろそろオープンする頃だ。心が浮き立つ季節だが「それはかなわないわね」と思わず目を伏せた。
 津波や原発事故の陰に隠れているが、県南地方の被害は甚大だ。地域によっては相当な数の家屋が壊れ、避難所暮らしを余儀なくされた人も少なくない。波打ったままの道路がある。農業用水を引くパイプラインも復旧のめどが立たず、田植えを断念する農家は数限りない。風評被害にも悩む。
 だが、津波で家族を失い、原発事故で避難する人々を思ってか、住民は多くを語らない。「津波からの復旧、原発の収束が先。俺たちはその次で仕方ない」。家を失いながらそう言う人もいる。県南地方でも震災との闘いは続いている。

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2011.05.26 Thu l メディアリテラシー l top
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