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http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4127&mode=0&classId=2&blockId=9846964&newsMode=article

あぶくま抄(5月23日)  
 「枯れ木も山のにぎわい」は、どんなものでも何かの役に立つということわざだ。国は大震災で発生した「がれき」で宅地をかさ上げし、津波対策にする方針を示した。新たに造る防災公園の地盤にすることも計画する。
 環境省の推計によると、県内にはがれきが290万トンある。家屋や施設の柱、壁、瓦や家具などだ。岩手、宮城両県を含めると最大2490万トンに上る。処理を終えるには最低3年かかる見込みだ。処分場が不足する中、埋め立ては有効活用の狙いがあるという。
 とはいえ、被災者の気持ちを思えば簡単にはうなずけない。震災直後の沿岸部で家財を拾い集める姿を見かけた。家に刻まれた思い出をたどる表情には無念さがにじんでいた。がれきの上で、どんな暮らしを送れというのか。複雑な思いを抱く被災者もいるに違いない。避難区域の設定や一時帰宅などをめぐっては「現場の実情を知らない」との批判が相次いだ。地元と国の意識の差はなかなか埋まらない。
 がれき処理は復興への一歩となる。本県の場合、放射能汚染などの問題もある。被災者の側に立って考えなければ、古里ににぎわいを取り戻す青写真は描けまい。
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2011.05.23 Mon l メディアリテラシー l top
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