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http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/2011fudokei/m05/fudo110521.htm

風 土 計

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2011.5.21

 神楽や剣舞、鹿踊りに田植え踊り。岩手は郷土芸能の宝庫と言われる。特に多いのが北上市周辺の稗貫・和賀地区、もう一つが三陸沿岸だ

▼両地域に共通するのは藩制時代、一揆が多発したことだ。地域の伝統芸能を維持、継承していくためには経済的な豊かさが必要だが、ではなぜ、そうした地域で数多くの一揆が引き起こされたのか

▼本紙日曜日付に南部三閉伊一揆をテーマにした「幕末維新を駆けた男たち」を連載中の茶谷十六さん(秋田県仙北市)は「伝統芸能こそが村落共同体の結束を高め、心を一つにして行動を起こす原動力だったのではないか」と推論する

▼今回の大津波は1847(弘化4)年、1853(嘉永6)年に起きた三閉伊一揆に関わった地域を丸ごと直撃した。だが、極限状況に置かれた中でも結束し、助け合いながら苦境に立ち向かう姿は世界からも称賛されている

▼大船渡市三陸町越喜来の県指定無形民俗文化財「浦浜念仏剣舞」は、大切な面や太鼓、笛などをほとんど流されながらも、泥の中から見つけた面を洗い、活動の中心となるお盆に向けて再び立ちあがろうと活動を始めた

▼伝統芸能で培われた仲間への厚い信頼と結束で戦い抜き、知恵と力と協同の営みで豊かな地域社会を築き上げてきた三閉伊一揆の地。その伝統が、今度は復興の力になる。

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