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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20110519ax

北斗星(5月19日付)
 政府や東京電力による福島第1原発事故の情報開示の遅れと隠蔽(いんぺい)体質は相変わらずだ。冷静さと秩序正しい行動が海外から評価された日本人だが、これにはもっと怒っていい

▼東電は1号機のメルトダウンを認めた。2、3号機も同様との見方が強まっている。東電は早い段階から推察できたはずだが、データがないため認めてこなかった。大量の汚染水がたまっていることも判明した

▼ほんの一部を除いてデータが隠されていたのは、放射能影響予測システム。「パニックが起きるのを恐れた」(細野豪志首相補佐官)というが、隠蔽体質をあっさり認めるところが逆に怖い

▼パニックが起きかねないような情報は、今後も発表しないのか。配慮は必要だが、予想される事態を正直に語り、「だからこそ、こんな対策が必要」と説明する誠実な姿勢が信頼と安心感を生むはずなのに

▼東電の発表には一つのパターンがうかがえる。重大事案は、具体的なデータがないことを理由に「可能性がある」としておき、既成事実化したころに「データが得られた」と発表するケースが多い。正式に認めるのを遅らせ、少しでも反響を小さくしたい—残念だが、そんな思惑まで見え隠れする

▼プールに保存されている使用済み核燃料は大丈夫だろうか。連日発表される情報は正確なのか。重要な事実が、また後で明らかになるのではないか。パターンに当てはめたくはないが、今ある情報の信ぴょう性まで問われている。不幸なことである。

(2011/05/19 09:55 更新)
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2011.05.19 Thu l メディアリテラシー l top
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