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 思わず「その通り」と膝を打った。旅先の福島県で、地元紙「福島民報」の1面コラム「あぶくま抄」を読んでの感想だ。コラム子は「広野町」「大熊町」などが誤って呼ばれることを嘆いている
▼要旨はこうである。-記者会見や国会で、しばしば「ひろのちょう」「おおくまちょう」と呼ばれる。正しくは「ひろのまち」「おおくままち」。地名には歴史や住民の思いが息づく。確かめずに公式の場に臨むのは怠慢。地域のことを本当に考えているのかと疑いたくなる-
▼「町」や「村」を、まち、ちょう、むら、そん-どう読むかは地域で異なる。それぞれの土地で長年受け継がれてきた呼び方である。間違いに悪意はなかろうが、再三となれば、受け手は「軽んじられている」と傷つく
▼「町」や「村」の読み方ではないが、県内にも、うっかりすると静音と濁音を間違えてしまう地名は多い。主に旧自治体名だが、例えば佐和田は「さわた」、和島は「わしま」、中里は「なかさと」が本来の読み方だ
▼市町村合併後、旧名が公式文書に登場する機会は減ったが、地元の人たちの日常会話の中では、今も口に上ることが多い。地名はそれほど住民の暮らしや気持ちに深く染み込んでいるものだ
▼大震災報道を通じて、これまでなじみのなかった東北地方の市町村名をたくさん覚えた方も多いだろう。階上(はしかみ)(岩手県、青森県)、閖上(ゆりあげ)(宮城県)など読みづらい地名も頭に入った。「被災地」の3字からは分からない各地のことを少しでも知りたい。地図を広げては思う日々だ。
新潟日報2011年5月16日
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2011.05.16 Mon l メディアリテラシー l top
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