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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110516_01.htm

河北春秋 自然が織りなす風景の変化は農作業の目安になってきた。青森県中泊町の農業外崎令子さん(69)が農家の暮らしを述懐した著書『ふり返れば懐かし』には半世紀前の奥津軽の農事暦が記されている▼山裾にコブシの花が咲けば、田打ちの時季。田植えは、遠くに見える岩木山の雪解けが進み、残雪と地肌のコントラストによって牛や馬の雪形が浮かび上がる6月に入ってからとなる

 ▼季節の移ろいに合わせて作業が行われていた懐かしい時代の話だ。農業の機械化が進んで忘れがちになっているが、農家は古来、自然に寄り添って生きてきた▼巡りくる農作業の暦を大震災で失った人たちがいる。津波や原発事故で宮城、福島県内の多くのコメ農家は作付けができなくなった。両県の生産数量目標の肩代わりに、中泊町も名乗りを上げた

 ▼町内では飼料米などを作付け予定だった300ヘクタールの水田で対応する。3.4ヘクタールを引き受ける男性(60)は「被害につけ込むことにならないか」と、被災地の生産者の無念さを思いやり、「代わって消費者にコメを届けるのが自分たちの仕事」と語る▼離れていてもつながる農家の連帯の輪。肩代わり生産には町内の600人の農家が参加する。きっといい仕事になるはず。田打ちが済んだ水田は20日すぎに田植え作業が本格化する。

2011年05月16日月曜日
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