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あぶくま抄(5月15日) 
 「同じ県民なのにどうして…」。電話の声は怒りと、悲しさで震えていた。相双地方の高校に通う男子生徒の父親からだった。「放射能が来た」。野球部の練習で訪れた県内のまちで、息子が別の高校生から言われたという。
 震災後、離れ離れになっていたナインが初めて集まった。思い切りグラウンドを走り、ボールを追った。心ない言葉が投げ掛けられたのは、練習を終え帰途に就いた時だ。ユニホームで被災地の高校と分かったのだろう。それまで笑顔だったナインの表情が凍った。
 「放射線がうつると、他県で子どもがいじめに遭っている」「県外で給油を断られた」-。県が開設する放射線相談には多くの悩みや不安が寄せられている。だが、いじめや偏見は、理解不足による県外での出来事だと思っていた。それが県内でもあるとしたらやりきれない。
 原発事故は収束がまだ見えない。避難生活の長期化で、避難する方も支える方も、ふとしたことで心がささくれ立つ。長い闘いになるが、県民みんなで被災者に寄り添い続けよう。「同じ福島県民なら、子どもたちのつらい気持ちを分かってほしい」。電話口で訴える父親の涙声が耳から離れない。

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2011.05.15 Sun l メディアリテラシー l top
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