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あぶくま抄(5月10日) 
 東日本大震災の義援金が連日寄せられている。本紙の記事に目を通す度、平成7年のふくしま国体を思い出す。冬季大会開幕11日前の1月17日に阪神大震災が起きた。被災者が多く、出場が危ぶまれた兵庫県選手団がやって来た。

 選手団の役員を取材しようと宿泊先の旅館を訪ねると、ロビーで食い入るように本紙を見詰めていた。義援金を届けた人全員の写真が並ぶ。「こんな遠い所で、こんな小さな子どもまでが支援してくれているとは…」。目を潤ませた役員は新聞100部を購入し、大切に持ち帰った。

 あれから16年、工場が立地しているいわき市に関西などの企業から高額の寄付が相次ぐ。体力のある大企業であっても、自社工場の修復で膨大な出費があるはずだ。ある社長は「自分の会社だけ復旧しても意味がない。地域全体が元気にならなければ」と広範囲での復興を願う。

 被災地自体からの義援金も絶えない。いわき市の看護学校の学生は文化祭の収益金を差し出した。自分たちも水や食料不足などによる過酷な生活を体験した。それでも他の被災者を助けたい、と心を一つにする。義援金には金銭的価値を超えた尊い思いが凝縮している。

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2011.05.10 Tue l メディアリテラシー l top
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