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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20110509ax

北斗星(5月9日付)
 中学生や高校生のころ、学習の一環でさまざまな由緒ある寺院や遺跡を訪ねた。そのうちのいくつかは、まったくと言っていいほど印象に残っていない。悲しいかな、漫然と眺めていたからだろう

▼それでも年を重ねるごとに、土地土地の歴史と文化に触れたいと思うようになった。見渡せば、東北地方は歴史的な遺産の宝庫だ。鹿角市の大湯環状列石など、縄文時代の文化を伝える遺跡はとりわけ興味深い

▼ユネスコが登録する世界遺産に、岩手県平泉町の寺院や庭園が仲間入りすることが確実になった。6月にパリで開かれるユネスコの委員会で正式に決まる見込み。岩手は東日本大震災で甚大な被害に見舞われた。懸命に復興を目指す中、届いた朗報。地元の喜びはひとしおだ

▼平泉は、平安時代に奥州藤原氏が築いた華やかな文化に触れられる貴重な場所だ。金色堂で知られる中尊寺を訪れ、感銘を受けた県民も多いのではないか。東北で築かれた文化が世界に広く発信されるのは、誇らしい

▼こうなると、世界遺産の候補に名を連ねている北海道・北東北の縄文遺跡群の行方が気になってくる。登録までのハードルは相当高いようだが、大湯環状列石をはじめ、こちらも歴史的価値は高いはず。今後の取り組みに期待したい

▼世界遺産で知名度が上がり、周辺の観光振興が図られたという例は多い。だが大切なのは、地域に残る財産が損なわれないよう、いかに守っていくかだ。白神山地も含め、その姿勢を忘れたくない。

(2011/05/09 09:39 更新)
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