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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110504_01.htm

河北春秋「あなたを決して忘れない」。犠牲者を悼む一方で、「HERO」の4文字が金網のフェンスに躍っていた。4年前、米中枢同時テロで崩壊したビルの跡地「グラウンド・ゼロ」を訪れた時のことだ▼テロに倒れた自国民を英雄視する。それは、この国が戦時を生きているのだという重い現実を映し出していた。米国は見えない敵と戦ってきた。あの忌まわしい9.11から

▼テロを首謀した国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が殺害された。先進国にとっては極悪非道の殺人者。途上国、とりわけイスラム社会からは一時期「英雄」ともてはやされた▼イスラム原理主義とアングロサクソン的な正義が真正面からぶつかる。社会学者の見田宗介さんが「関係の絶対性」(『社会学入門』)と指摘した非妥協的態度が加害と被害の連鎖を生んできた

▼オバマ米大統領は「正義が行われた」と演説した。だが、影響力が低下していたとはいえ、ビンラディンの衣鉢を継ぐ者の影に世界はおびえる。戦時に終止符が打たれる気配はない▼東日本大震災で私たちは国境や人種、宗教を超えた援助を受けた。ビンラディンを討った同じ米軍が敢行した作戦名は「トモダチ」だった。いかめしい原理ではなく寛容を。9.11の絶望を3.11後の希望が救う。

2011年05月04日水曜日
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