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【編集日記】(5月4日付)

 4日は「みどりの日」。さわやかな緑は薫風を誘い古里の優しさとも重なって心を潤してくれる▼地域の喜怒哀楽を見守ってきた掛け替えのない緑の財産を県は「緑の文化財」に登録。後世に引き継ごうと約500カ所の保護・保全に取り組む。しかし、今回の大津波は海岸部にあったこうした文化的な遺産までも瞬時のうちに破壊してしまった▼県が空中写真などで調査したところ、10カ所の「緑の文化財」に大きな爪痕が残されているようだと心配する。相馬市の松川浦にある中州の松林もこの一つ。松川浦はかつて相馬藩の保養地であり、現在は県立公園。潮風で変形した松の姿に愛称が付けられるなどして親しまれてきたが、壊滅的な打撃を被った▼南相馬市鹿島区の海老浜は、バラ科の常緑低木であるマルバシャリンバイの自生地としても知られてきた。特に本州では北限の生育地として植物分布学的にも注目されてきたが、ここも津波の猛威の前になすすべがなかった▼岩手県陸前高田市には約2キロにわたる名勝「高田松原」があり約7万本の松があった。やはり津波に襲われたが樹高約30メートルの1本だけが残り、震災復興のシンボルになっているという▼本県も津波で多くの犠牲者を出したが、心の中にある“奇跡の松”を希望につなげて悲しさや悔しさを乗り越え、復興を果たしてほしい。
 
  福島民友新聞
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2011.05.04 Wed l メディアリテラシー l top
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