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http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4127&mode=0&classId=2&blockId=9838158&newsMode=article

あぶくま抄(5月3日)  
 「避難のことは話したくない」と飯舘村の商店主が声を絞りだす。何十年も懸命に守り育てた商売が、国の通告だけで消える。悔しさ、不安で夜も眠られない。村は計画的に全村避難を強いられる。
 原発で水素爆発が起きた際、春近しを告げる風が災いをもたらした。「健康」を理由に、暮らしも人のつながりもバッサリと切られてしまう。ある大学教授は「この程度では心配ない」という。別の識者は「子どもは早く避難させた方がいい」。まったく正反対の言葉が心を乱す。
 村民6000人にそれぞれの暮らしがある。育てたブランド牛を守りたい。日本でいちばん美しい村を守り復活させたい…。放射能の恐怖を感じながら、暮らしや地域社会、村の復興は何カ月、何年先になるのか。国、県、東京電力との話し合いが続く。一方的に区切られた時間との競争の中で、出される回答はもどかしい。
 全村避難で何が起きるのだろう。果たして国や東京電力は重大さを分かっているか。健康と放射能の数値のみで動くように見える政策に、血は通っているか。決まらない移転先、見えない補償に村民のいらだちは募る。村の避難説明会では「村長、頑張れ!」の声が飛んだ。
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2011.05.03 Tue l メディアリテラシー l top
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