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http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0004023745.shtml

正平調
2011/05/02
「認知症の人と家族の会」から調査報告書が届いた。介護保険制度が始まって10年を迎えた昨年、認知症の人と家族の生活実態を調べた内容である。全国に1万人余りの会員がおり、ほぼ10年ごとに同じ調査を重ねてきた◆介護する側の高齢化。目に付く大きな変化の一つがそれだ。30年前には60歳以上は4人に1人だったが、今ではほぼ6割を占める。80歳以上も1割近い。まさに「老老介護」である◆一方、在宅での介護は約7割で、これはこの20年でさほど変わっていない。介護保険のサービスを使えば、肉体的な負担は多少軽くなる。ただ、分担する家族がおらず、多くの人がほぼ一日中、介護に携わっているのが実態だ◆睡眠不足や肩凝りなど体の疲れ、「目が離せない」「気が休まらない」といった心理的な疲労…。経済的な負担もある。自分自身も老いていく中で、介護を続けることが難しくなっている。そんな現状も読み取れる◆報告書をめくりながら、東日本大震災の被災地を思った。京都の事務局によると、津波の被害を受けた沿岸部だけでも、会員は約200人。亡くなった人や行方不明の人、避難先の慣れない環境で症状が進んだ高齢者もいるという◆介護者の疲労もピークに達しているだろう。1日のわずかな時間でも、介護から離れられるように、支える家族にも目を向けた支援ができないか。きっと高齢者を守ることにもつながるはずだ。

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