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http://www.at-s.com/news/detail/100024688.html

5月1日(日)(5/ 1 07:19)

 急きょ出版された「これからを生きる君たちへ」(新潮社)は大震災を目の当たりにした校長先生たちのメッセージ集。中の報告記に被災者が毎朝、ラジオ体操の後に唱和するのは校歌とあった。<いきいき生きる いきいき生きる/ひとりで立って まっすぐ生きる/困ったときは 目をあげて/星を目あてに まっすぐ生きる/息あるうちは いきいき生きる>

▼避難所となった喧噪[けんそう]あふれる体育館。毛布や段ボールを片づけた一隅での卒業式は被災者も涙で囲み、うちそろって<はっきり話す はっきり話す/びくびくせずに はっきり話す/困ったときは あわてずに/人間について よく考える/考えたなら はっきり話す>と歌い上げる

▼釜石小学校の校歌は<しっかりつかむ しっかりつかむ/まことの知恵をしっかりつかむ/困ったときは 手を出して/ともだちの手を しっかりつかむ/手と手をつないで しっかり生きる>と結ぶ

▼詞は校名も景観もうたっていないが、ふるさとが人をつくるとくっきり描いている。山形に生まれ、仙台の孤児院で育った小説家・劇作家の井上ひさしの詞は「ひょっこりひょうたん島」や「忍者ハットリくん」そのものに夢をかきたてる

▼何もかもさらってしまったが、校歌は誰も胸に深く刻んでタイムカプセルのように思い出を重ねる。急ごしらえでも濃密な卒業式や入学式では子供たちへの熱い思いがほとばしる

▼「津波の恐ろしさを伝えて」「苦境を乗り越え、たくましい、立派な人に」「夢と目標を持って」…被災者支援に努めながら学校再開の道を探ってきた教師たちは一様に子供たちを「希望の種」と例え、「自助・共助・公助」を託す。



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2011.05.01 Sun l メディアリテラシー l top
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