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 遠景の小さな富士山と、それをのみ込むように手前に描かれた大きな波-といえば、葛飾北斎の富嶽三十六景が思い起こされるだろう
▼この名作が「津波の絵」として、英国の児童図書で紹介されていたと、緑ゆうこさんの著書「イギリス人は『理想』がお好き」にあった。10年近く前のことながら、これを見て育った子供たちが気になる
▼英国暮らしが長い緑さんによると、怪しい“日本理解”はまだある。例えばこんな具合だ。日本人はグラスホッパー(バッタ)を食べ、多くがアパートに住む。スモウ以外ではジュードーやケンドーが人気-。うそとは言えないが、正確でもない
▼かの国ばかりを責められない。ロンドンの位置はうろ覚え、サッチャーさんは知られていたが、現職の首相名となると即答できる日本人がどれくらいいるか。公開中のアカデミー賞映画「英国王のスピーチ」を見ると、英王室について初めて知ることがたくさんあった
▼前国王のジョージ6世が吃音を乗り越え、英国民に向かって対ドイツ開戦の演説を成し遂げる実話にも感じ入るが、恋愛に走って王位を捨てた兄の人間臭さなどもきちんと描かれている。国民の王室への親愛と、ほどよい距離感も理解できた
▼ジョージ6世のひ孫に当たるウイリアム王子がキャサリン・ミドルトンさんとめでたくゴールインだ。王子の母、ダイアナ妃が来日した1986年にはプリンセスブームが起きた。いつか若いカップルの来日が実現し、日本への理解を深めてくれることを願いたい。北斎の版画も待っている。
新潟日報2011年4月30日
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2011.04.30 Sat l メディアリテラシー l top
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