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http://www.at-s.com/news/detail/100024467.html

4月30日(土)(4/30 07:33)

 東京電力福島第1原発では依然として一進一退の深刻な事態が続いている。免震重要棟内で女性社員3人が内部被ばくしたことが明らかになった。女性放射線業務従事者のために国が定めた被ばく線量限度の3倍以上の被ばく。ほかにも高い線量の内部被ばく者がいる恐れもあるという

▼免震重要棟は現場の事故対策拠点とされている施設だ。事態の収拾に身をていして働く作業員らが飲食し、雑魚寝のように寝泊まりもしている。全員の被ばく線量の管理は最重要だが、各人の浴びた放射線量をきちんと記録していないことが分かった

▼国は先月15日に作業員らの緊急時被ばく線量を引き上げたのに、今度は5年間の累積被ばく線量基準は守りながら緊急時の上限を当面撤廃する方針を決めた。各原発からの派遣作業員が従来の基準を守っていたら他の原発の作業に支障が出かねないからだという

▼こうした安全の軽視は常軌を逸しているとしか思えない。福島県では学校に続き一部公園でも屋外活動を制限し、千葉県では県内の牧草から基準値を超える放射性物質を初めて検出した

▼「ただちに健康には影響しない」と言う専門家もいるだろう。しかし、被ばくの当事者だけでなく、事故の推移をかたずをのんで見守る多くの人々の心まで、拭いきれない不安がむしばんでいく。それが放射能のもう一面の災厄なのである

▼中部電力が業績見通しの中で浜岡原発3号機の7月運転再開を前提に業績見通しを発表した。「現状での再開はあり得ない」と県や周辺自治体が反発して波紋を広げている。「株主向け」としても未曽有の国難に揺れるこの時期、不安を抱える人心への配慮に欠けてはいないだろうか。

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2011.04.30 Sat l メディアリテラシー l top
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