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 【編集日記】(4月30日付)

 わが国の電力史の中で5月1日は大きな節目になった日だ。1951(昭和26)年のことだが、国家統制だった電力事業が民間事業として再編され、東北、東京など9電力会社が発足したからだ▼人は明かりとともに暮らしてきたが、生活を格段に快適にさせたのは電気の利用。しかし、この便利さが認識されるまで課題も多かった。国内の電気事業が第一歩を踏み出したころの1891(明治24)年に起きた、帝国議事堂出火もその一つ▼衆院政府委員室から火が出て議事堂を全焼。漏電が原因とされ、電灯は危険と契約中止が相次いだ。漏電の疑いがほぼ晴れると電灯使用も復活したが、電気事業者は電気の安全性を一層徹底したという▼電気は財産であると判断した電気盗用事件(明治34年)にも触れたい。ある電気商会が勝手に電気を引き入れたと窃盗に問われ一審、二審で判決が割れた。大審院は一審を支持して有罪が確定。刑法にも「電気は財物とみなす」と明記された(「東北の電気物語」東北電力)▼原子力発電も特筆される。安定的なエネルギー供給を図れると大きな期待を背負ってきた。しかし、東日本大震災による東電福島第1原発の事故が原発への概念を変えてしまった▼収束にてこずり住民の避難が長期化している。安全神話が崩れた後に残された課題はかつてないほど重い。
 
  福島民友新聞
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2011.04.30 Sat l メディアリテラシー l top
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