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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110429_01.htm

河北春秋 俳聖松尾芭蕉は松島を訪れ<扶桑(ふそう)(日本)第一の好風>と記した。だが、とうとう句は作れなかった。あまりの美しさに言葉を失ったためとされる▼遊覧船が海上に浮かぶユニークな形の島々の間を巡る。震災で休止されていたが、きょうから運航を再開する。人気の仁王島や千貫島、鐘島など大半の島は津波をかぶったが、震災前とほぼ同じ姿を見せる

 ▼懐が深い湾に散らばる無数の島が天然の防波堤の役割を果たし、昔から津波被害が少なかった。松島観光の目玉である国宝の瑞巌寺。津波は参道の途中で止まった。先人の慧眼(けいがん)と言うべきだろう▼日本三景の一つとして、東北観光の代表スポットになっている。江戸時代の儒学者林春斎が天橋立(京都府)、宮島(広島県)とともに「三処奇観」とたたえたのが「三景」の始まりとされる

 ▼松島町は休業中の土産物店などを含め、7月までに「観光松島」の全面復活を目指す。語弊を恐れずに言えば、人混みも渋滞も当地の「名物」。知名度の高さを生かし、東北に観光客を呼び戻す先陣を果たしてほしい▼大震災を耐え抜き、松島の好風は一層輝きを増した。何せ、俳聖がシャッポを脱いだ絶景である。素人が句作に挑戦しても罰は当たるまい。連休中、にぎわいを取り戻した松島で一句ひねってみてはいかが。

2011年04月29日金曜日
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