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4月28日(木)(4/28 07:40)

 もえぎ色がまぶしい季節となった。山の斜面に連なる茶畑。腰にびくを提げて、新芽を一つ一つ丁寧に手で摘む。びく5杯程度を目安に終了させてもらえる約束だったが、一びくとてなかなか埋まらない。子どもの頃に何度となく手伝った茶摘み。早朝からの“アルバイト”は根気の要る作業だったと記憶している

▼遠方の友人たちに毎年、わずかばかりの新茶を贈る。「家族そろって楽しみにしていました」「心が和みます」といった便りをもらうたびに、こちらもうれしくなる。友や知人との関係をつなぎ留めていてくれる新茶、といった感がある

▼茶況担当記者によれば、県内の新茶の生育は冷え込みや雨不足が影響して、全体的に遅れ気味。業界内では加えて、自粛ムードによる買い控えや風評被害への不安が絶えないという。大凍霜害に見舞われた昨年を何とか挽回したいという関係者は多いのに、残念ながら今年も先行きには不透明感が漂う

▼静岡茶市場の取引が先日幕開けした。初日の最高値は1キロ8万8千円。「末広がりの八にちなんで仕入れた。厳しい時だからこそ静岡らしい明るい話題とおいしい茶を全国に発信したかった」。買い付けた製茶問屋の社長はそう言っていた。意気込みが伝わってくる

▼未曽有の時だからこそ、緑茶の持つ癒やし、安らぎの効果を大震災の被災地にも届けたい。宮城、岩手県など東北地方は静岡茶の大のお得意先でもある。日常茶飯事という言葉にご飯とお茶が入っているように、お茶を飲むことは自然な生活の一部である。切っても切れない関係と言うこともできる

▼5月2日は「八十八夜」。さて、今年はどんな新茶を味わえるのか。贈り手としても気になる。

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2011.04.28 Thu l メディアリテラシー l top
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