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正平調
2011/04/26
東日本大震災がもたらした死別の傷は、簡単に癒えるものではない。日本中が今も深い悲しみに包まれている。それでも春はやってきた。懐かしいヒット曲「春一番」の歌詞のように◆雪が解けて、川になって、流れて行きます…。そんな春の訪れと入れ替わるように、元キャンディーズの田中好子さんが逝った。愛くるしい笑顔に親しんだファンにとって、55歳での別れは早すぎるというしかない◆キャンディーズは伊藤蘭さん、藤村美樹さんとの3人組で、田中さんは「スーちゃん」の愛称で人気を博した。グループは1970年代に一世を風靡(ふうび)し、当時は誰もが歌を口ずさみ、振り付けをまねた◆「普通の女の子に戻りたい」の名言を残して、人気絶頂期に活動を終える。解散も突然だった。3人はそれぞれ女優や歌手として活躍したが、田中さんは乳がんと闘っていた。最期は家族や伊藤さんと藤村さんにみとられ、息を引き取ったそうだ◆テレビで見た通りの、温かくて丸い人柄だったという。中学生時代に出会った3人がデビューし、その絆はずっと切れなかった。「出会えて幸せでした」。藤村さんの弔辞の言葉は、田中さんにぬくもりをもらった人たちすべての思いだろう◆そうめんのCMや震災ドラマの出演などで、兵庫にも縁があった。死別は悲しいが、スーちゃんならきっとこう言うのだろう。「涙ではなく、ほほ笑みを、私に返してくださいね」と。

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2011.04.26 Tue l メディアリテラシー l top
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