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http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/2011fudokei/m04/fudo110426.htm

風 土 計

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2011.4.26

 「銭湯すたれば人情もすたる」。詩人、田村隆一さん(1923~98年)の文章の一節を思い出したのは、本紙に掲載された震災避難所の仮設風呂の写真を見たとき。見出しは「心癒やす待望お風呂」

▼避難所に必要な物は、まず水、食料、燃料、衣類・寝具だが、お風呂も欠かせない。別の日の紙面には花巻市に避難した人たちが温泉につかる写真。見出しに「お風呂が一番の楽しみ」とあった

▼銭湯が生活に深く根付く八戸市では、多くの浴場が震災の被害を受けた。施設損壊のほか、燃料の重油不足が経営を直撃。それでも大半の銭湯は、節水や時間短縮など自助努力で営業を再開した

▼同市白銀町の寿浴場は燃料節約のため、昔使っていたまき用ボイラーを復活させ併用した。「漁師まちの銭湯文化を絶やすわけにいかない」と経営者の清水聡一郎さん。心意気を燃料に換えて営業を続けた

▼寿浴場はじめ何カ所かの銭湯は避難所の被災者に無料入浴券を配布。つかの間の安らぎを提供した。その効能は、本紙で被災者が「風呂に入った後は前向きな気持ちになれる」(陸前高田市・復興の湯)と述べている通りだ

▼田村さんの文章は「人生のルールを銭湯から学ぶ」という趣旨だが、銭湯も人情もすたれさせまい。ゆったり浸って疲れを癒やしてほしい。

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