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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110425_01.htm

河北春秋 仙台市内の書店に勤務する佐藤純子さん(32)は活字なしでは暮らせない無類の本好きだ。そんな佐藤さんでも、大震災後の数日は読書ができなかった。目が文字の上を滑り頭に入らない▼復活したのは、友人から借りた『更級日記』のおかげ。平安時代の少女が、大好きな『源氏物語』をプレゼントされ、寝食を忘れて没頭するというくだりに、本を読むわくわく感を取り戻した

▼今、佐藤さんが薦めるのは有川浩さんの小説『県庁おもてなし課』。観光担当県庁マンの奮戦ぶりが面白い。「こういう時にエンタメ?ではなく、楽しいことは楽しく。自粛しないようにしたいです」▼苦しい日を送り、何かを楽しむ余裕などない被災者が大勢いる。その人たちに思いをはせ、笑ったり面白がったりするのをためらうのも人情だ。しかし、自粛ムードが続くと社会が縮こまってしまう

▼仙台では飲食店の客足が鈍い。横町のマスター(47)は、地酒料金の一部を義援金に回すアイデアが空振りにならないか心配する。福島県三春町の滝桜の人出は、例年の1割程度に落ち込む見込みという▼復興は長丁場になるだろう。失意泰然という。困難な時こそゆったり、マイペースで。慎みも度が過ぎれば、被災者に寄り添おうとする柔らかな感性が失われていく。自粛より自適を。

2011年04月25日月曜日
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