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正平調
2011/04/23
人望があるのはどんな人か。福沢諭吉は「学問のすすめ」でこう論じる。仕事を任せても必ずやり遂げてくれる。世間の10人、100人がそう期待する人を「人望を得る人物」というのだと◆国民は国の主権者だ。地方自治も住民の負託によって成り立つ。福沢の言葉を借りれば「人民は家元」であり、人民の「名代」として事務を取り扱うのが政治家や議員だ。最も人望を得た人を「名代」に選ぶ手続きが、選挙ということになろう◆統一地方選後半戦の投開票があす行われる。都道府県や政令市の知事、市長、議員を選んだ前半に対し、後半は一般市町などが舞台だ。県内では9市2町で市長選と議員選が行われる。自治を身近に引き寄せて考える絶好の機会といえる◆東日本大震災の影響で自粛ムードが漂った前半戦に比べれば、後半戦は選挙らしい熱気が少し戻った。ただ、名前の連呼に頼らず、主張の中身を有権者の胸の奥に届けることが、どこまでできているか◆誰に入れたらいいのか、迷う人も多いだろう。「かかる大任に当たる者は、必ず平生より人望を得て」いるはずと福沢はいう。世間の10人や100人より自分がどう判断するかが大切だが、それを見極めるのは容易ではない◆地域の針路を決める1票は、大いに迷って、考え抜いて投じたい。そして選挙後も、「名代」たちの言動にしっかり目を凝らしたい。私たち一人一人が「家元」なのだから。

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