上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
http://www.minyu-net.com/shasetsu/nikki/0423n.html

【編集日記】(4月23日付)

 キリスト教布教状況調査のため来日し、織田信長とも会見したイタリアの宣教師アレシャンドゥロ・ヴァリニャーノは日本報告書を書いた▼「日本巡察記」(松田毅一他訳、平凡社)の「日本諸事要録」では、日本人の風習や性格などに触れる。一般の日本人でも「きわめて礼儀正しい」ととらえ、「東洋の他の諸民族のみならず我等ヨーロッパ人よりも優れている」と述べている▼さらに、慎み深く怒りの感情を抑制しているので、外に表すことはまれであるとも観察。あらゆる苦しみにも耐え、主君や領主に対しては不満も抱かないとも分析した▼こうした日本人観がどれほど後世にまで影響を及ぼしたのかは定かでないが、東日本大震災における南相馬市の桜井勝延市長の訴えが海外に大きな反響を呼んだことは確かだ。桜井市長は米誌「タイム」により「世界で最も影響力のある100人」2011年版の一人に選ばれた▼桜井市長は、屋内避難指示によって「市民は兵糧攻め的な状況に置かれている」と英語字幕付きの動画で世界に発信、支援を訴えた。タイムはこうした行為を「通常の礼儀正しさを捨て政府や大企業にかみついた」とたたえている▼患者の避難や治療に尽力した宮城県南三陸町の内科医菅野武さんもまた選ばれたが、わが国の指導者は影響力が足りなかったのか、選に漏れた。
 
  福島民友新聞
関連記事
スポンサーサイト
2011.04.23 Sat l メディアリテラシー l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。