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【編集日記】(4月22日付)

 子どもは砂遊びや土遊びが大好きだ。引きつけるのは砂や土に形というものがまだ生まれていないからだろう。それがみずみずしい感性を刺激し、想像力を養ってくれるのかもしれない▼「砂場」は幼稚園や保育園にはつきもののようになっている。だが、1876(明治9)年に日本で最初の幼稚園として誕生した東京女子師範学校(現・お茶の水女子大学)附属幼稚園には備えられていなかった▼子どもが遊ぶ姿を見た現場の関係者が教育的価値に気づくようになり、1926(大正15)年に制定された「幼稚園令」制定時に設置が義務づけられることになった(「砂場と子ども」笠間浩幸・東洋館出版社)▼東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質の放出で放射線量が国の暫定基準値を超えた小中学校などで屋外活動が制限される。すでに授業が開始されていたり、遠足などを予定していた学校もあるだろう。遅過ぎる対応に戸惑いをみせる▼基準を下回り、活動制限の対象にならなかった学校でも校庭での体育を心配する声は少なくない。対応をめぐり学校関係者や保護者からは迷いや不安が伝わる▼東京女子高等師範の教授を兼ねて同幼稚園に勤務した東基吉は「天地は真の保育室なり」とも言った。青空のもとで遊ぶ子どもたちの声が聞こえなくなった校庭や園庭はあまりにもさびしい。
 
  福島民友新聞
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2011.04.22 Fri l メディアリテラシー l top
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