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http://www.at-s.com/news/detail/100088729.html

12月31日(土)(12/31 06:45)



 2011年は厄災の年、分岐点の年、革命の年、追悼の年、可能性の年、激励の年―。インターネット検索のグーグルが作った映像はこんな文章が冒頭を飾る。検索された単語から1年を振り返るサービスのCM。動画サイトに掲載され、既に世界で400万回以上視聴された

▼3分弱のCMは東日本大震災の津波の映像で始まる。全世界で今年最も検索された単語の第8位は「東京電力」、ニュース部門第1位は「Fukushima(福島)」という。被災地では多くの人が生活を立て直すあてもなく年を越す

▼CMには「なでしこジャパン」も取り上げられた。決勝での沢穂希選手の同点ゴール以上に忘れられない場面がある。PK戦の死闘の末に優勝を決めた直後。宮間あや選手は歓喜の輪に加わるより先に、対戦相手の米国イレブンに歩み寄った

▼背伸びして大柄な米国選手一人一人と抱き合い、健闘をたたえ合う。米国の主力ワンバック選手も敗戦が決まった直後に沢選手に駆け寄り、「あなたを誇りに思うわ」と声を掛けている

▼デフレ脱却、雇用創造、暮らしの安全網の再構築、政治への信頼回復―。震災だけではない。年初に挙がっていた課題の多くも解決の糸口すらつかめないまま。重い気分で大みそかを迎えたこの1年に、宮間選手らの爽やかさは救いだった

▼「自分の中にある人格という竜を養って」。国旗に竜が描かれたブータンの若き国王は、被災地の小学生にこう語り掛けた。あすからは辰[たつ]年。立派な竜が養えるよう、気持ちも新たに一歩でも前に進める年にしたい。
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2011.12.31 Sat l メディアリテラシー l top
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