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【編集日記】(12月31日付)

 月並みな表現だが、ことしも残すところ今日だけ。しかし「あの日」以来、県民は当たり前な言葉では言い尽くせない困難な9カ月を過ごしてきた▼家族や友人らの尊い命が失われ、原発事故が追い打ちをかけて生活に深刻な影を落としている。古里を離れるつらい選択をした人たちも少なくない。たくさんの別れや悲しみは明日の社会の在り方を問い続けている▼同時に多くの支援や激励が被災者に勇気や希望を与え、友情の絆を育んだことも特筆したい。自衛隊や消防、警察の献身的な活動にも心から感謝しよう。警察官は今も厳寒の警戒区域に立ち、消防とともに30日も行方不明者の捜索を行った▼年の終わりに明確にしなければ胸のつかえが下りないことがある。まずは原発事故により県民全てが被害者になったことだ。それなのに実態は反映されていない。政府が賠償指針で対象市町村を線引きしたことは典型例。指針は直ちに見直すべきだ▼官邸目線もごめんだ。政府は原発事故の収束宣言を出したが、肝心の原子炉内の状態が確認できないのになぜ収束なのかも理解に苦しむ。放射線量への不安解消なしに生活の再生もないことを野田首相は本当にご存じか▼国会議員も国難のさなかにあることを忘れていないか。なすべきことは対立でなく復興の加速のはず。その先に希望が見えてくる。
 
  福島民友新聞
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2011.12.31 Sat l メディアリテラシー l top
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