上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0004699343.shtml


正平調


2011/12/22




冬の晴れた日は厚着をして散歩に出掛けたくなる。帽子にマフラー、手袋を着けて、さあ出発。冷たい風が吹いたってかまわない◆葉が落ちた公園の樹木を見上げる。ケヤキ、イチョウ、プラタナス。校庭にあったのは何の木だったか。「今も目を空へ空へと冬欅(けやき)」(加藤楸邨)。懐かしい気持ちになって冬空を見ながら歩いていると、石につまずき転びそうになった◆散歩から戻って一息ついたら、温かいものが食べたくなる。きょうは冬至。懐かしいといえば、冬至の日、近所の中国人のおばさんが湯気の上がる水餃子(ぎょーざ)を振る舞ってくれた思い出がある。中国では冬至にワンタンや餃子を食べると教えてくれた。その後、「冬至?飩(わんたん)、夏至索?(そうめん)」という中国の言葉を知った◆おばさんの餃子には細かく刻んだニラ、キャベツ、セロリやひき肉が詰まっていた。韓国では豆腐やモヤシを入れるそうだ。モンゴルのバンシ、インドのサモサ、トルコのマントゥなど、各地に同じような料理がある◆冬至の日、日本では小豆がゆやカボチャ、コンニャクなどを食べる。そして、ゆず湯に入ってほっこり温まる。いずれも古い信仰だったり、縁起かつぎだったりするが、この日を境に陽がきざす「一陽来復」にあやかりたい思いは同じだ◆陰と陽が交代する分岐点とされる冬至は、未来へと希望をつなぐ日でもある。東北地方の方角を向いて「一陽来復」の四文字をかみしめる。
関連記事
スポンサーサイト
2011.12.22 Thu l メディアリテラシー l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。