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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20111213ax

北斗星(12月13日付)
 年賀状受け付けが15日に始まる。パソコンで印刷するようになって何年になるだろう。図柄を決めた後は家族任せにするのがこれまでのパターンだが、今回ははたと考え込んでしまった

▼今年の賀状は震災の影響で様変わりしそう。新年のお祝いではなく、「今年の漢字」にも選ばれた「絆」などの言葉を用い、イラストは淡い色使いにする人が多いという。被災地で暮らす友人を思い、わが家もそんな感じにしよう。ただ、門松の絵ぐらいは入れようか

▼きょう13日は正月事始め。昔はこの日に、門松用の松や雑煮を作るための薪(まき)などを山から取ってきたそうだ。近所の玄関先で見る機会は減ったものの、門松は年神の依り代(よしろ)と考えられてきた

▼多くの人が祈りをささげている三陸のあの松にも、神々しさを感じる。陸前高田市の海沿いに立つ「奇跡の一本松」。国の名勝である高田松原の7万本の中で唯一生き残り、復興のシンボルとして被災者を励ましている

▼ところが一本松の根が腐り、生存は絶望的という報告書が昨日、市に提出された。市民の落胆はいかばかりか。ただし希望はある。一本松の枝で接ぎ木が成功、津波に耐え芽を出した苗木も見つかった

▼「あの美しい松原を必ず再生させたい」。地元の人の声が頼もしい。新年や慶事に欠かせない松は、日本人にとって特別な存在でもある。一本松のようにはいかないかもしれないが、少しでも友人たちが元気になってくれれば—。賀状にはそんな思いを込めたい。

(2011/12/13 付)
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2011.12.13 Tue l メディアリテラシー l top
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