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http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/2011fudokei/m12/fudo111211.htm

風 土 計

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2011.12.11

 本紙「声」欄では、年末年始に向けて、「この1年」と「新年の抱負」をテーマに投稿を募集中。届いた声を早速読ませてもらっている

▼「この1年」は、やはり東日本大震災に関する内容が多い。この9カ月間も同様だった。3月11日の発生から1週間後に小さなスペースで再開し、1カ月後に通常紙面に戻った「声」欄には、県内外から被災地へのエールや提言、被災者の思いなどが寄せられた

▼発生直後の紙面を読み直した。車の燃料入手が困難で安否確認に行けないもどかしさ。物資不足の中で牛乳を届けたくても運べない酪農家。「君たちの心までは奪っていない」と故郷に送る青年の激励…。今なお胸を打つ

▼1カ月ほど前には、被災地の中学校から生徒たちの寄稿があった。落ち着いて振り返ることができた時期なのだと思う。津波に家を奪われた衝撃、学校に避難している人たちとの励まし合い、ボランティアへの感謝などがつづられていた

▼いつかまた来る津波に向き合うために、子どもたちの体験記は学校でも残してほしい。その価値は、吉村昭氏の名著「三陸海岸大津波」に収録された田老尋常高等小児童の作文が示す。教訓は今に生きる

▼震災からちょうど9カ月。被災地の復興はまだ遠いが、確かな足取りもみられる。「声」にもそんな便りが増えることを願う。

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