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12月3日(土)(12/ 3 08:00)

 世相を反映し、社会の動きを鮮やかに切り取る流行語には誰もがうなずくようなところがある。一方で盛りを過ぎれば消えていくのが早いのも流行語の宿命だろう。時代の流れがますます速まっている現代では、その“賞味期限”も短くなっているようだ

▼年末恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」のことしの年間大賞にサッカーの女子ワールドカップ(W杯)で初優勝し、列島を燃えさせた「なでしこジャパン」が選ばれた。東日本大震災の国難に立ち向かう人々に希望と勇気を与えた点が評価されたという

▼野山にかれんな薄桃色の花を咲かせるナデシコは古来から歌に詠まれるなどなじみ深い草花だ。愛称が決まったのは7年前。清らかで凜[りん]とした花の印象が日本女子選手のしんの強さや、ひたむきさに通じるとして、公募の中から選考された

▼夏のW杯は、その愛称にふさわしい活躍だった。とりわけこれまで1度も勝ったことのない最強米国と演じた死闘は、多くの国民に感動を与えた。米国に先制されながら2度も追いつき、PK戦を制しての優勝はひたむきさあってこそ、だろう。最後まであきらめてはいけない。そんな思いも伝わったように思う

▼信じがたいほど多くの尊い命を奪い、ありとあらゆる財産をのみ込んだ巨大津波を私たちは脳裏に刻みつけた。3・11以後、その苦難を乗り越えるために人と人のつながりがいかに大事か、あらためて知らされた日々でもあった

▼衝撃の大きさを物語っているのか、流行語の上位には震災絡みの言葉が多かった。チーム一丸の「絆」で被災地に希望の明かりを届けた「なでしこジャパン」は、まだ来年の五輪もある。満開の盛りはこれからである。



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2011.12.03 Sat l メディアリテラシー l top
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