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http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/2011fudokei/m12/fudo111203.htm

風 土 計

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2011.12.3

 木々がすっかり葉を落とした季節に、なんとも魅力的な姿を見せてくれる木がある。盛岡市の肴町商店街裏手の駐車場に立つシダレカツラだ

▼高さは20メートルほど。葉が生い茂っている季節にはわからなかったが、この時期になると、幹から伸びる枝が複雑な曲線を描きながら微妙に下向きになり、無数の細い枝が下に垂れている樹形が見事な水墨画を思わせる

▼説明板によると、原木は花巻市大迫町岳の山中で発見され、早池峰神社がある妙泉寺境内に移植された。その後、盛岡市大ケ生の瀧源寺に移植され、その木のひこばえが盛岡市内2カ所で育ち、市内3カ所のシダレカツラはいずれも国の天然記念物に指定されている

▼シダレカツラには、カツラの乾燥した葉を抹香に使っていた寺で、木が高くなって葉を集めるのに苦労していた小僧の前にお釈迦様が現れ、「岳の山中に行ってみよ」と教えてくれたという伝説も残る

▼大津波に耐えて陸前高田市の高田松原に残った「一本松」から、森林総合研究所東北育種場で接ぎ木に成功した後継樹4本が元気に成長。松原ではこの秋、新たな松の苗木が育っているのも確認されている

▼これから被災地の復興とともに成長。いつかは立派に育ち、大震災に負けず被災地に勇気を与えてくれた「一本松の奇跡」を伝えていってくれるに違いない。

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2011.12.03 Sat l メディアリテラシー l top
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