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北斗星(12月3日付)
 大雪に始まり、東日本大震災、紀伊半島豪雨など暗いニュースが多かったこの1年。今年の流行語トップ10でも「絆」「帰宅難民」「風評被害」など、大震災関連が目立った

▼ただ大賞には、W杯優勝で国民に勇気と希望を与えてくれたサッカー女子の「なでしこジャパン」が選ばれ、救われた気がした。トップ10には「スマホ」も入った。パソコン機能が備わった携帯電話スマートフォンの略語だ

▼先日、日本語学者の金田一秀穂さんの講演を聴く機会があった。若者の短縮語にも触れ、「あざーす」という言葉を初めて知った。「ありがとうございます」を略したものだ。この種の若者言葉は数多く、気になる人も多いのではないだろうか

▼言葉は社会生活を営むための道具。短縮語を含む日本語の変化について、金田一さんは「若者がアクセルを踏み、大人がブレーキをかける。それでうまくバランスが取れる」と分析する。若者言葉に目くじらを立てる必要はなさそうだ

▼講演では、言葉の使い方が人間の感覚や感情まで左右する例も紹介。「死んだ魚の生の肉が好き」と聞けばドキッとするが、「刺し身が好き」と言われれば何ともない。日本語や言葉の奥深さをあらためて感じる

▼良い日本語とは、何なのか。「相手にとって心地よい日本語」と金田一さん。1カ月後にはスマホなどを介し「あけおめ」が飛び交うだろう。でも、おじさんの耳には「明けましておめでとう」が心地よい。ブレーキのかけ過ぎだろうか。

(2011/12/03 付)
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2011.12.03 Sat l メディアリテラシー l top
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