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あぶくま抄(11月30日) 
 児童の成長は通学時の後ろ姿で分かる。高学年になるにつれ、背負ったランドセルが小さく、遠慮がちに見える。日頃、どんなにぞんざいに扱っていても、気がつけば並々ならぬ愛情を注いでいる。

 津波で、たくさんのランドセルが浜通り地方で流された。泥に埋もれながらも見つけ出され、持ち主に戻った事例がある。原発事故による放射能被害で家族が避難し、家に置いたままも多い。警戒区域への一時帰宅の際には「孫のために…」と祖父母が持ち帰る姿もあった。持ち出しの数に限りがある中、親も優先した。

 泉崎村の工場は休日返上で製造に忙しい。最近は少し大きめが人気だ。学校が配るプリントを折り曲げないで持ち帰れるから、という。色合いも豊富になってきた。従業員の丁寧な作業は今までと変わらない。だが、放射能汚染を県外の取引先が心配する。製品を公的機関で測定し、インターネットでも結果を公表している。

 本県産に対して放射能問題がまとわりつく。粘り強く情報を発信するほかない。ランドセルは子供の夢を育む道具の一つだ。6年間、泣き笑いも共にする。工場の従業員は昨年にも増して安全な製品づくりに心を配る。

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2011.11.30 Wed l メディアリテラシー l top
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