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【編集日記】(11月27日付)

 「強烈な関心は減関心となり、やがて風化し無関心となる」。脚本家の倉本聡さんが、本紙への特別寄稿「福島を歩く 下」の中でこう記している▼大震災で出たがれきの受け入れを、他の自治体が拒否し始めている状況を憂えての言葉だった。「そういう人間ばかりではない」「痛みを共有し続けている者もいる」とする倉本さんへの共感が広まってほしい▼その”減関心”につながる数字を見た時は、ちょっとした衝撃を感じた。環境省の4月の調査で全国572市町村・事務組合ががれき受け入れを表明したが、10月の再調査では受け入れ6、検討中48に激減した▼被災3県の震災がれきは膨大な量で、とても単独で処分することはできない。現段階で広域処理の対象になっているのは宮城、岩手両県で、基準を超える放射性物質は検出されていないが、心配が協力を阻んでいる▼原発事故という先の見えない苦労も抱えた本県は、その広域処理の枠に入ることもなく県内処理が基本とされている。致し方ないのだろうとは思う半面、47都道府県の一員に数えられていないような感覚が去来する▼倉本さんは寄稿終章で「(絆は)からみ合う根が互いに助け合う『木綱』から来ているのでは」と語り掛ける。痛みを共に感じてくれた時は確かにあったはず。片思いではなかったことを信じていたい。
 
  福島民友新聞
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2011.11.28 Mon l メディアリテラシー l top
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