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【編集日記】(11月16日付)

 鎖国下にあった江戸時代の250年間、国内、国外ともに大きな戦争はしなかった。平和を享受できたことで多彩な文化も花開いた▼それが明治以降になると一変し、戦争の歴史に変わってしまった。日本が連合国と戦った太平洋戦争が終わったのが1945(昭和20)年。それまでの80年間に、合わせると約20年にも及ぶ対外戦争を行っている▼幕末の開国は欧米列強による植民地化の脅威にさらされて実力による撃退は難しいと考えた末の決断だった。それは近代国家への一歩でもあったが、不平等条約を改正し、欧米諸国と対等の位置に立つまでの長い道のりの始まりでもあった▼「平成の開国」という。前首相が唱えて環太平洋連携協定(TPP)への基本方針を決めたのは昨年秋。世論も民主党内の意見も分かれた中、野田佳彦首相も貿易立国を強調してTPP交渉の参加方針を表明した▼賛成派と反対・慎重論派の議論はこれからも続くだろう。交渉の過程ではさまざまな問題点も明らかになるかもしれない。場合によっては、農業政策をはじめとする国内の各制度の見直しを迫られる可能性もある▼TPP交渉は外交だが、武器を使わない戦いでもある。火花を散らすこともあるだろう。平成の開国が真に国民の幸せにつながるのか。政治の責任が問われる長い道のりになるかもしれない。
 
  福島民友新聞
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2011.11.16 Wed l メディアリテラシー l top
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