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 【編集日記】(11月15日付)

 子どもの健やかな成長を願う「七五三」。元来は3歳、5歳、7歳と年齢に合わせ衣服や髪を改めた行事▼近代以前、7歳未満の子どもはまだ「神の内」とされた。乳幼児の死亡率が高かった時代、人間社会に完全に属しているとは見なされず、発育の重要な節目と考えて健康を祈った(「講座日本の民俗学」雄山閣)▼七五三は都市部や武家などで行われていたものという。次第に農村や庶民へと広がった。風俗として定着するようになったのは明治に入ってのことらしい。親子のほほ笑ましい姿は今や初冬を彩る風物詩でもある▼わが子の健やかな成長を願う親の姿は遠い昔も今も変わらないだろう。だが、今年は東京電力福島第1原発事故が暗い影を落としている。先人たちが考えもしなかった、放射性物質の拡散という災厄の健康への懸念は、孫の世代にまで及ぶ▼多くの県民が健康への影響を心配して県外に避難している。流出に歯止めがかからず、県の人口は原発事故直後から推計で3万5千人も減ってしまった。県外の小中学校や高校に転校する子どもたちも少なくない▼原発事故は子どもたちの心理面にも大きな影響を与えている。心の健康を守るための対策も求められている。ふるさとの未来を託すことになる子どもたち。親子が安心して暮らせる日を早く取り戻さなければならない。
 
  福島民友新聞
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2011.11.15 Tue l メディアリテラシー l top
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